修了生の声

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播磨裕太さん

播磨裕太 さん

2014年3月修了
出身大学:
大阪工業大学 情報科学部 情報ネットワーク学科
現在の勤務先:ヤフー株式会社

現在の仕事の内容

・社内向けCI/CD環境のリリース準備
・社内向けツールの開発・運用

入学の動機

高校生の頃からP2Pネットワークに興味を持っており、大阪工業大学でネットワークの勉強を進める中で、研究してみたいという思いが強くなりました。しかし、大工大ではP2Pの研究を行っている研究室がなかったため、大工大の先生の紹介で安倍先生の研究室を紹介され、安倍先生の研究室の輪講などに大学生の頃から参加していました。これが入学のきっかけです。

入学してよかったこと

学部学生の頃よりもより深く研究を行うことができました。また2回の学会発表は得難い経験になりました。
研究の本質に少しでも触れることができたことが一番良かったことだと思います。

大学院での思い出など

1つは、ACM-ICPC(大学対抗プログラミングコンテスト)に参加したことです。学部の頃からずっと参加していましたが、年齢制限のため人生最後の参加でした。地区大会では今までで一番良い成績を得ることができましたが、アジア大会出場まではあと一歩及びませんでした。悔しかったですが、良い思い出になりました。

もう1つは、やはり研究です。
修士論文となった研究は、情報処理学会の研究会でも発表することにしたため、締め切り前は非常に大変でした。先生方にはギリギリまで研究の相談やアドバイス、原稿の添削や発表練習までお世話して頂き、ご迷惑をおかけしましたが、これも良い思い出となっています。

将来の夢

死ぬまでプログラミングを続けていきたいと思っています。

後輩へのメッセージ

研究をしっかり行いたいという人は是非入学されると良いと思います。また、研究ではプログラミングを行うことが多いので、プログラミングが出来るとより研究に取り組みやすくなります。先生方から研究についてしっかり指導して頂けるので、特にP2Pネットワークに興味のある方は入学されることをおすすめします。

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松本若樹さん

松本若樹 さん

2014年3月修了
出身大学:兵庫県立大学 環境人間学部 環境人間学科
現在の勤務先:シーティーシー・テクノロジー株式会社

現在の仕事の内容

シーティーシー・テクノロジー株式会社は伊藤忠商事系列のIT企業で、システムの構築保守運用を行っている会社です。

現在、私はエンジニアとして、何百万何千万の人が利用する大規模サービスのシステムインフラを支える案件に携わっています。
多くの人が利用するシステムの為、たった一つの小さなミスが発生しただけでも、社会全体に影響を与え、会社の信頼を失うことになりかねません。
そうならないために、我々CTCテクノロジーのエンジニアは、全ての作業で実際に作業をする者・作業の内容を確認する者とに役割分担をし、二人で相互に確認をしあうなど、責任のある行動を心掛け、お客様の大切なシステムをサポートしています。

このように、学生の頃では考えられないような緊張感の中、仕事をしています。
しかし、日常の身近なシステムのインフラを支えているという責任感がとてもやりがいとなっています。

入学の動機

カメラが趣味で、日頃からたくさんの写真を撮るのですが
大量のデータを管理することが難しく、そういった人は今後増え続けるのではないかと思いました。
そこで、大学院へ進学を決めたときに、それらしい検索ワードで検索してみると
村上先生のHPが一番上に来たので、そのまま入学を決めました。

入学してよかったこと

人脈とITに関する知識が広がったこと

大学院での思い出など

学会発表でお金をかけずにフランスに行ったことです。
フランスからの帰国後すぐに、東京開催の学会に参加する
過密スケジュールも今となっては良い思い出です。

また、大学院で知り合った社会人の方と一緒に
中国へ旅行したのも良い思い出です。社会人大学院ならではの経験だと思います。
この時が初めての海外旅行でした。

将来の夢

部下を持って、飲みに連れて行ったときに
「お金なんていらない」
と言える程度には稼げるようになることです。

後輩へのメッセージ

「とりあえず、進学」という方もいるかとは思いますが
毎日大学に通い、真面目に研究を進めれば
私みたいに国際学会にも行けますので
入ってだらけずに頑張って研究をしてください。

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松本このみさん

松本このみ さん

2013年3月修了
出身大学:京都ノートルダム女子大学
現在の勤務先:株式会社富士通システムズ・ウエスト

現在の仕事の内容

ハウスメーカー様のシステム開発〜運用保守

入学の動機

当研究分野は、教授達のサポートが厚く、文系でも情報処理に関する技術を学ぶことができる環境だと聞き、入学の意思を固めました。

大学時代、私は文系の学部でしたが、ゼミでプログラミング教育の教材を制作してきました。当時は紙ベースの教材だったので、実際に目で見て動くツールならば、視覚でも楽しめ、より理解を深めることができるのではないかと思い、そんなツールを開発したいと感じるようになりました。

そこで、文系でも学べる大学院を調べたところ、当大学院を見つけたことが入学の動機です。

入学してよかったこと

困ったことがあれば、教授からはもちろん、学生からも答えを貰うことができたことです。

当研究分野の学生は、理系〜文系出身の方、様々な業種・職種の社会人の方や、留学生の方等、幅広いタイプの学生がいます。そのため、プログラミングで行き詰まったところや、授業で分からないことがあれば、まず身近にいる学生に尋ね、解決したことが多々ありました。

大学院での思い出など

当研究分野に、3〜5人で一つのプロジェクトチームを組んで、要件定義〜結合テストまでのソフトウェア開発の一連を経験することができる講義があります。そこで、チームで協力し合って一つのソフトウェアを作り上げることの難しさと、それが完成した時の達成感を得ることができました。

この時の達成感は、今の職業に就きたいと思ったきっかけの一つでもあるため、とても思い出深い授業でした。

将来の夢

プログラミング初学者が楽しんで学ぶことのできる教材について改めて考え、まずはWebアプリ等の形で提供し、最終的には書籍の形で提供したいと考えています。

後輩へのメッセージ

当研究分野には、教授をはじめ、様々な方と交流することができる素晴らしい環境があります。

週に一回のワークショップでは、ゲストスピーカーの方から先進的な技術の話を聴講することができます。
聴講後には、一時間の質疑応答が設けられているので、積極的に質問してください!

次に、様々な業種・職種の社会人学生と話す機会が多々あります。実際に職に就いた後では、様々な業種・職種の方と交流することは早々ないチャンスだと思うので、ぜひこの機会に沢山 交流し、色々なことを学んでください!

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岩崎章彦さん

岩崎章彦 さん

2012年3月修了
出身大学:近畿大学
現在の勤務先:NTTソフトウェア株式会社

現在の仕事の内容

現在の業務は、SEとして、NTTグループ向けの開発に携わっています。主な担当は、お客さま・中国の協力会社との打ち合わせ、およびシステムの開発です。開発システムは、数多くのユーザ様を対象としているため、“システムの先にいるお客さま”の存在を常に意識しなければなりません。

開発の具体的な業務は、サーバ構築といったインフラ構築、JavaやC++などを用いたソフトウェア開発です。お客さまの提供している他のサービスにも影響があるため、高品質な成果物を求められ、責任も重大ですが、やりがいを感じています。

入学の動機

(1)大規模分散システムに興味があり、その研究が行われていること。
(2)杉本町と梅田にキャンパスがあり、アクセスが良いこと。
(3)情報学だけではなく、経済やビジネス分野についても学べること。
の3点に大きな魅力を感じ、入学しました。

入学してよかったこと

(1)ある程度自立した計画管理能力が身につくこと
修了発表や学会発表の機会があります。研究室では、それらの発表を目標にタスクの進捗管理を行い,少しずつ着実に進めていくことが必要となります。そのため、修了時には、ある程度自立した計画管理能力が身につきます。

(2)他の年代、他の職種、他の国籍と多様な考え方を持つ方々と出会えたこと
本学科は、社会人大学院であり、かつ、文系・理系の両分野がある、国内でも珍しい研究科です。そのため、様々な年代、職種、国籍の方々が在籍しており、講義や課外活動を通じて、多様な考え方に触れる機会があり、視野を広げられました。

(3)多国籍メンバーでプロジェクト開発演習を経験できたこと
韓国、中国、日本の多国籍メンバーでシステム開発を行う機会があり、この経験を通じて、相手の意見に耳を傾けること、自分の考えをきっちりと伝えることの重要性を学びました。業務では、中国の協力会社の方と打ち合わせする機会も多く、この経験が大きな助けとなっています。

大学院での思い出など

大学院の自治組織である「院生会」の役員として、新入生歓迎会、ホームカミングデー、修了パーティーなどのイベントの企画・運営に携われたことです。IT担当として、公式HPの開設やイベントの広報などを行いました。この活動を通じて、在校生だけでなく、修了生、教職員の方々にも大変喜んで頂けたことが大切な思い出です。

将来の夢

テクニカルリーダーとして、 (1)お客様のIT課題を的確に把握し、お客様の琴線に触れるソリューションを提案すること、 (2)複雑度の高い技術を用いた設計/環境構築/検証を、関係者を巻き込みながら推進し、お客さまのお客さま(エンドユーザ)に真に満足していただけるサービスを提供したいと考えています。

後輩へのメッセージ

この世には似て非なるものがたくさん存在します。例えば、「楽しい(たのしい)」と「楽(らく)」は似て非なるものです。楽しさとはプロセスです。辛いこと、苦しいこと、それらを克服することも含め、全体を経験して得られた達成感や満足感から楽しいという感情は生まれてきます。同じ字を使いますが、「楽」は十分な努力もせずに求めるものです。

皆さんには、是非、「楽しい(たのしい)」と感じられる研究に巡り合えれば良いなぁ。と思います。そして、その経験は、必ず将来の自分を助けてくれると思います。

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りゅうろさん

ろ(りゅうろ)さん

2012年3月修了
出身大学:中国大連外国語大学&長野大学
現在の勤務先:関電システムソリューションズ株式会社

現在の仕事の内容

業務要件、基本設計から開発、テスト、移行まで一貫したシステム開発の仕事をしている。
現在は電力事業者向けのシステム構築を担当している。日本の電力システム開発の経験を活かし、海外電力業界のシステムも調査しつつ、お客さまの新業務ニーズを加えて、システム設計を行っている。
基本設計成果物のレビューや要件変更対応などで日々忙しいが、とても充実している。

入学の動機

大学の環境は良くて、図書館は特に立派でした。研究室の雰囲気もすごく魅力に感じた。

自分が好きな卒論の研究(情報教育)を継続的に研究できるため、大学の教授 に推薦されて、強く志望した。

入学してよかったこと

ネットワーク、プログラミングなどIT知識を学ぶことだけではなく、課題の 解決能力も身に付けた。

大学院での思い出など

「システム創成」という授業で1年間をかけて、システム開発のすべて段階 (上流〜下流)を経験し、チームワークの意識を養成できた。「報・連・相」の重要性を実感した。

将来の夢

コミュニケーション能力、技術力、マネジメント能力を有しているブリッジ SEになりたい。

後輩へのメッセージ

夢までどれだけ遠く思えても、一歩一歩踏み出していけば、必ず夢にたどり着 くことはできる。

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